過去は変えられない、でも未来は作れる

私は離婚を経験しています。なので、婚活を進むなかで、過去の離婚に対して様々な感情を抱いてきました。離婚は、単なる別れのだけでなく、その後の生活にも大きな影響を与えました。特に子供たちとの関係や、かつて築いた家族の形が崩れていく姿は、心に重くのしかかるものでした。時には、過去を後悔する気持ちが胸に湧き上がり、「もしあの時、もう少し努力していたら、元に戻れたのではないか」という思いに駆られました。

私は二度の結婚生活をしていました。そこで得たものや失ったものを振り返り、その中で「元に戻りたい」という気持ちも抱いてたこともありました。家族として過ごした時間の思い出や、かつてのパートナーと共有した瞬間が、時折、頭をよぎることもあります。しかし、現実は厳しく、もうその関係には戻ることができないという事実も同時に痛感していました。

その現実を受け入れることは決して簡単ではなかったです。無理やりにでも、過去に縛られずに、前を向いて歩むことを選ばざるを得ないだと自分に何度も言い聞かせました。過去の選択や出来事に対して後悔しながらも、それが自分の人生の一部で、今の自分を形づくっていることに気づきました。過去を変えることはできなくても、未来を切り拓くことはできる。なんとか自分を言い聞かせた。

一人で過ごす夜、ふとした瞬間に過去の思い出が蘇り、「このままずっと一人なのか」という不安に押しつぶされそうになることもあります。しかし、その度に「前を向いて歩くしかない」と思い、婚活を通じて、新たな出会いと自分を見つめ直す機会を作ってきました。それは、単に新しいパートナーを見つけるということではなく、自分の心の整理や成長も伴ってきたと思います。

私はこういう過去の経験から、今後は伴走者として婚活している方たちに寄り添い続ける決意をもちました。過去の離婚や後悔、そして現実を受け入れるための葛藤は、多くの人が共感で切ると思います。でも、「もう一度幸せを見つけたい」という前向きな気持ちは、誰もが簡単に持てるものではありません。その先に見据える新たな未来に向かって、私は全力でサポートを続けていきたいと思っています。

過去を悔やむことは誰にでもあるかもしれませんが、それを乗り越え、前に進むことでしか新しい道は開けません。本当に求めるパートナーと出会うその日まで、私は婚活している方たちと一緒に歩んでいくつもりです。過去を変えることはできませんが、未来は自分で作り出すことができる。その信念を持ちながら、婚活を見守っていきたいです。